こんにちは。
今回は、あかちゃんと猫の共同生活で困ったことや対策を紹介します。
目次
猫と暮らしているときに妊娠、注意点は?
私は小さいころから家に猫がいる家庭で育ちました。小さいころの記憶がない猫ちゃんもいるので7匹くらいは一緒に過ごしたと思います。
結婚して家をでたのですが、しばらくして母が体調を崩し猫のお世話をすることができなくなり猫をひきとることになりました。
夫にもよくなついていたので、とくに問題もなく共同生活がスタートしました。
そんな中で、私が妊娠しいろいろ調べていると猫との共同生活は少し注意が必要だとわかりました。
トキソプラズマ感染とは?
猫を飼っている方が妊娠した際に注意したいことにトキソプラズマ感染があります。
トキソプラズマは寄生虫の一種であり、これによって引き起こされる感染症のことを指します。この寄生虫は哺乳動物や鳥類などに感染し、人間もその対象となります。主に猫科動物(ネコやヒョウなど)が最終宿主であり、感染した動物の糞便から排泄された寄生虫の卵を摂取することによって感染が広がります。
- 感染経路: トキソプラズマ感染は、感染した動物の組織や糞便を介して広がります。ヒトは、生肉の摂取や感染した水や食品の摂取によって感染する可能性があります。また、感染したネコとの密接な接触も感染経路の一つです。
- 感染症状: 多くの人はトキソプラズマに感染しても症状が現れないことが一般的です。一部の人では、風邪のような軽い症状が見られることがありますが、通常は治療の必要はありません。ただし、免疫が弱い人(例:HIV感染者、妊婦)や胎児に感染すると、重篤な合併症が発生する可能性があります。
- 妊婦と胎児の影響: 妊婦がトキソプラズマに感染すると、胎児に影響を与える可能性があります。これは先天性トキソプラズマ感染症として知られており、重篤な障害や器官の損傷が発生する可能性があります。
- 診断と治療: トキソプラズマ感染は、血液検査や組織の検査によって診断されます。一般的には、免疫が正常な人々には治療の必要はありませんが、免疫が弱い人や妊婦には治療が必要とされることがあります。治療には抗生物質が一般的に使用されます。
- 予防: トキソプラズマ感染を予防するためには、生肉を適切に加熱調理し、生水や汚染された食品を避けることが重要です。また、ネコの糞便に触れた後は手をよく洗い、妊婦はネコのトイレの掃除を避けるなどの注意が必要です。
猫を飼っている人が妊娠したときに気を付けたいことは?
ネコのトイレの掃除: 妊娠中はネコの糞便に含まれるトキソプラズマのリスクを避けるため、ネコのトイレの掃除は妊娠中には他の家族に任せたり、手袋を着用して行ったりすることが良いでしょう。もし自分で行う場合は、手をよく洗いましょう。
生肉の取り扱い: 生肉からもトキソプラズマ感染のリスクがあります。生肉を取り扱う際は、十分な加熱調理を心掛け、十分に洗浄したまな板や包丁を使用しましょう。
手の衛生: ネコや生肉に触れた後は、手をよく洗うことが大切です。特に食事の前や調理の前後、トイレの後などに注意を払いましょう。
適切な健康管理: 妊婦は妊娠中の定期的な健康診断や相談を通じて医師とコミュニケーションを取り、トキソプラズマ感染などのリスクについて相談することが重要です。医師が適切なアドバイスを提供します。
猫との接触: 猫との密接な接触も感染のリスクを増加させる可能性があります。特に妊婦がネコの糞便や唾液に直接触れることを避け、猫にかまれたり引っかかれた場合は速やかに医師に相談するよう心がけましょう。
実際には私の方があきらかに家にいる時間が長かったので、トイレのお掃除はやっていました。手袋をした方がいいとありますが検査をしたこともあり手袋はせずにしていましたが、手洗いは入念に毎回行いました。
妊娠中のトキソプラズマの検査方法
クリニックによって違うかもしれませんが、私の通っていたクリニックは通常は任意での検査で、猫を飼っている場合は受けた方がいいかなという感じでした。
私は前回の妊娠で後期流産していたこともあり、念のため受けることにしました。
妊娠初期に血液検査で調べることができます。私の場合は未感染でした。
猫がトキソプラズマに感染しないようにするには?
私はずっと猫を飼っていますがトキソプラズマ未感染でした。
恐らく今いる猫ちゃんはトキソプラズマに感染していないのだと思います。(我が家の猫を調べていないので確定ではありません)
感染する可能性があるのは、猫の糞便中に含まれるトキソプラズマのオーシストを摂取しないこと、火の通っていない生肉をあたえないようにすることということなので、室内飼いの猫ちゃんは生肉さえあげなければリスクは低いと思います。
我が家の猫はノラネコですが、産まれてすぐに保護したのでそこからはずっと室内です。個人的には猫に生肉をあたえるという概念もないのでこちらも大丈夫かなと思っています。
あかちゃんと猫の共同生活はどんな感じ?
2022年9月にこどもが産まれ、あかちゃんと猫との共同生活がはじまりました。
あかちゃんと一緒に自宅に戻ると猫は異変を感じ取って、あかちゃんには一切近づきません。
猫ちゃんの性格にもよるかもしれませんが、うちの猫がこどもを家族と認識するのにはずいぶん時間がかかりました。
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わが家は賃貸アパートでベビーベッドを置くスペースがなく、ベッドインベッドを採用しました。
出産前はベッドで一緒に寝ることもあったうちの猫ですが、ベビーベッドを置いたとたんに何かを感じ取ったようにベッドにこなくなり、あかちゃんが自宅に来てからは寝室に入ることもなくなりました。
ファルスカのコンパクトベッドはベッドインベッドとしても使用できますし、持ち運びしやすいので旅行や帰省などにも使えて便利ですよ。
あかちゃんと猫の共同生活トイレやご飯はどうする?
こどもがずりばいで移動するようになった生後7ヶ月ごろまでは、特に対策することもなく出産前からずっと同じ位置にトイレとご飯を置いていました。
ずりばいで移動できるようになり、水やご飯を触るようになってしまったため、我が家は猫が食べたいときに食べるスタイルで水もご飯もずっと置きっぱなしだったのですが、こどもが寝ている間のみ提供するように変更しました。
すぐにつかまり立ちをするようになり、トイレにも手を伸ばして顔を突っ込むようになってしまいました。
そこで、猫ちゃんには申し訳ないのですが、トイレとご飯の位置を変更しゲートを設置することにしました。
100均の材料で夫に手作りしてもらい、猫ちゃんが通れるように出入口を作ってもらいました。ちゃんと通るか心配でしたがすんなり利用してくれて、今はこどもにいたずらされることなくすんでいます。
ただ、こどもに力と知識がついてきているので、もしかしたら突破されるかもしれませんが、そのときはまた対策を考えようと思っています。
ダメだよと言ったらわかってくれるようになるのが先か、対策しなくてはいけなくなるのが先か様子見です。
あかちゃんと猫の距離感は?ひっかいたりしない?
こどもが自宅に来てから数ヶ月、猫はこどもが起きている時間は姿を隠していました。
少したってから、こどもが自分に危害を加えないことと私や夫が可愛がっている姿を見て敵ではないと認識したようで、こどもが起きているあいだも一定の距離は保っていましたが姿を見せるようになりました。
やがて、こどもがつかまり立ちで近くにくるようになっても動じずにそばにいるまでになりました。
こどもの方は、気にはなりつつもそこまで興味がないといった感じでしたが、1歳ごろになると興味があるのか触ったりなでなでしたりするように。
最近では、なぜかおしりが気になるようでのぞき込んでします。歩けるようになてからは追いかけっこをして遊ぶようになりました。
今ではお互いいい遊び相手になっています。
猫はこどもを家族の一員だと認識しているため、基本的には噛んだり引っかいたりはしません。
ですが、こどもが猫の毛をむしったり猫の上にまたがろうとしたり、耳や肉球をさわろうとしたりなど少し気に障ることがあったときは猫パンチやあまがみをすることはあります。
大きなけがをするようなことはありません。
まとめ
猫とあかちゃんの共同生活での困りごとや対策をご紹介しました。
大切な家族だからこそ、猫もあかちゃんも安全に過ごすために妊娠中から気を付けたいこともあります。
猫はデリケートですので、最初はあかちゃんが来たことに戸惑ってストレスを感じる場合もあると思います。
あかちゃんが怪我をしないように、猫も今まで同様リラックスして過ごせるように妊娠中からいろいろ考えておくのがいいと思います。
私があかちゃんと猫の共同生活について調べていたときに、体験談があまりなかったので対策にすごく時間がかかりました。
私の経験もどなたかの参考になれば嬉しいなと思います。