妊娠初期から中期ごろまでに起こりやすいつわり。
食べられたものがあるひ突然急に食べられなくなることもあります。
2度つわりを体験した私が、食べられたもの・食べられなくなったものをご紹介します。
個人差がありますので、あくまでも私個人の体験にはなりますが、食べられるものがわからなくなっている方が少しでも食べられるものが見つかるように参考になれば嬉しいです。
目次
そもそもつわりとは?
つわりは、妊娠初期に多くの妊婦が経験する症状の一つです。
通常、妊娠の4週目から12週目頃に現れ、一部の人では妊娠が進行する間も続くことがあります。
つわりの主な症状の例
- 吐き気: 特に朝になると吐き気を感じることが多いため、「朝の吐き気」という名前が付けられています。ただし、朝だけでなく一日中続くこともあります。
- 嘔吐: 吐き気がひどくなると、実際に嘔吐することがあります。これによって、食事が摂れず、水分の摂取も難しくなる場合があります。
- 食欲不振: 好きだった食べ物が食べられなくなることがあり、食事への興味が薄れることがあります。
- 疲労感: つわりの症状が続くことで、体力を消耗しやすく疲れやすい状態になることがあります。
つわりの原因は完全には解明されていませんが、主に妊娠に伴うホルモンの変化や体内の適応が関与していると考えられています。
また、遺伝的な要因やストレス、特定の食べ物や匂いに対する過敏性も影響を与える可能性があります。
大部分の場合、妊娠中期に入るとつわりの症状は軽減されることが多いですが、中には妊娠全体を通じてつわりが続く人もいます。
重度のつわりは、医師と相談しながら適切な対処法や治療を検討することが重要です。
つわりにはどんな種類がある?
・吐きづわり
つわりと聞いて一番想像しやすいのではないでしょうか。吐いてしまったり、吐き気をともない食べ物が食べられなくなったりするつわりです。体重減少やケトン体がでてしまうこともあり、重症化すると妊娠悪阻と診断され入院になる場合もあります。
・食べづわり
空腹時に気持ちが悪くなるつわりです。ちょっとずつ常になにかを口にしていないと、気分がわるくなってしまうことがあります。
・眠りづわり
とにかく眠たい。からだがだるい。一日中、眠気に襲われて集中力が低下してしまうこともあります。また、まわりに理解されにくいので怠けていると勘違いされ、精神的につらくなってしまうこともあります。
・匂いづわり
匂いに敏感になり、これまで平気だったものが急に受け付けなくなったりします。
匂いで気分がわるくなり、吐き気をともなうこともあるので吐きづわりと一緒になる方もいます。
・よだれづわり
よだれの分泌が多くなり、飲み込みたくても不快感で飲み込めなかったり、吐き気を感じることもあります。
実際つわりはどんな感じだった?
私は、2回妊娠を経験しましたが2回ともつわりはありました。
1回目は妊娠7週くらいから12週くらいまで、2回目は7週くらいから20週くらいまではありました。
おもに吐きづわりと匂いづわりでした。
1回目の妊娠の時の方が吐き気が強く、体重が5キロ減りました。
2回目の妊娠の時も吐き気が強かったのですが、1回目ほどではなかったのと前回の経験から無理はしないように休むと決めて、寝ていることも多くありました。
2回目も妊娠前より2キロほど体重が減少しました。
つわりで食べられたもの・食べられなくなったもの
つわりがあると、それまで食べられていたものが食べられなくなることが多くあります。
その中で、少しでも食べられそうなものを見つけるのに苦労しました。
私も、SNSなどで先輩妊婦さんの経験談などを試して、同じだったものと私には合わなかったものがあります。
いろいろ試して、少しでも食べられるものを見つけてくださいね。
赤ちゃんのために栄養のあるものをと考えたくなるのもわかりますが、この時期は少しでも食べられるものを見つける方がいいと思います。
お母さんが弱ってしまうのは赤ちゃんによくないですからね。
食べられたものは?
・うどん
うどんは食べられました。私は冷凍うどんにポン酢をかけてねり梅をのせたものをリピートして食べていました。
・コンビニのサンドウィッチ
サンドウィッチの中でも、ハムサンド限定でした。卵サンドは気持ちが悪くなりました。
ハムサンドならどこのコンビニでも食べられましたが、個人的にはローソンのハムサンドが一番好きでした。
仕事をしていた時のお昼ご飯は、ハムサンド一択でした。
・マクドナルド
マクドナルドのポテトが食べたくなるってよく見ますよね。私は食べたくなったわけではないのですが、そんなに言うなら食べてみようかなと思って半信半疑でチャレンジしたら美味しく食べられました。
何回か食べましたが、気持ち悪くなることはありませんでした。
・ゼリー
ゼリーは比較的たべやすかったです。ただ、あきるのも早かったのでずっと食べられる感じではありませんでした。
・麦茶
飲み物は麦茶しか飲めませんでした。もともと、麦茶が苦手だったのですがグリーンダカラのやさしい麦茶は飲みやすくて希釈タイプのものを買って飲んでいました。
・アイス
私が主に夏に妊娠していたのでかもしれませんが、アイスはよく食べていました。ただ、クリーム系もたべましたが、シャーベット状のほうがさっぱりしてよかったです。
・お菓子
特に、ポテトチップスなどの類が食べられました。主食がお菓子という日も多くありました。
・シリアル
だいぶつわりが軽くなってからですが、シリアルも食べられました。
カルビーのベイクドオーツナッツ&シードは甘くなくておいしいです。
食べられなくなったものは?
普段、食べていたもので食べられなくなったものです。これ以外がすべてたべられたというわけではありません。
・ごはん
ごはんというよりは、ご飯の匂いがすごく気持ち悪くなりました。冷たいごはんなら食べられたのかもしれませんが、私は冷たいご飯が苦手なのでつわりがおさまるまではご飯が食べられなかったです。
・たまご
ゆで卵が特に気持ちが悪くなりました。
・水
水を飲むと吐き気がして、まったく飲めなくなってしまいました。何がいけないのかはわからなかったですが、つわりが終わってからもなぜか水の飲むのが怖くて妊娠中はまったく飲みませんでした。
・牛丼、豚丼
限定してしまいましたが、牛丼や豚丼などの匂いが特に吐き気がひどく、出先で飲食店からでる匂いでお手洗いにかけこむこともありました。
つわり中の食生活
つわり中はひどいときはほぼ固形のものが食べられなくなりました。
1日ゼリーで過ごすことも多かったです。
少し食欲がでてきて、食べられそうなものをさがして食べていました。
朝…シリアル
昼…サンドウィッチ・マクドナルド・お菓子など
夜…ヨーグルト・うどん
だいたいこんな感じでほぼ固定でした。
この時期はあかちゃんのために食べなきゃというよりも、とにかく休んで食べられるものを食べればいいという考えでした。
私個人の判断です。つわりがひどいときは医師に相談してくださいね
食事で栄養がまったくとれないので、葉酸のサプリは妊娠初期から飲むようにしていました。
つわりを軽減させる効果があるといわれているビタミンB6のサプリも飲んでみたのですが、私はあまり効果を感じられなかったので継続はしませんでした。
つわり中、家族の食事はどうしてた?
つわり中、家族の食事を用意するのに苦労しました。
ご飯を炊くと部屋中に匂いが充満して、普段なら幸せと感じるごはんの匂いもこの時期は本当に苦痛でした。
まとめて炊いて、冷凍してそれを食べてもらっていました。
1週間ほど、料理もできないほどつらいときがありましたが、それ以外はなんとか作ることはできたので、休憩をとりつつ家族の食事を作っていました。
冷凍食品や宅食サービスを利用して、この時期は家族にも理解してもらいましょう。
つわりの時のリラックス法は?
つわり中はとにかく気持ちが悪い、眠たい、だるいなど不調続きです。
それに加えて思うように家事ができないこと、赤ちゃんのことを思うと気分も落ち込みやすくなります。
私がやっていたリラックス法をご紹介します。
寝る
つわりのときは、とにかく自分を労わることが大事です。
大事な命をお腹の中で育てているんです。それだけですごいことなんです。
ちょっとでも気持ちが悪いなと思ったら無理をしないでやすんでください。
気持ち悪くて寝られないんです。よこになっているだけでいいんです。
散歩をする
少し動けるときは、散歩をするのが気分転換になりよかったです。
私は夏の妊婦だったので、早朝に散歩をすることが多かったですが、時期や体調に合わせていい時間に散歩してみてくださいね。
自然だったり、街中のざわざわした感じも赤ちゃんに話しかけながら通るとまた違った感じがします。
ドライブをする
あまり遠くにいくと不安もあるかもしれませんので、近場でドライブするのもおすすめです。
私は車の運転が好きなのでよくドライブをしていました。
車の中だと歌を歌ったり、気兼ねなくあかちゃんに話しかけることもできるので案外楽しいですよ。
好きなお菓子・飲み物を飲む
すこしつわりが落ち着いていたら、好きなお菓子や飲み物で休憩タイムをつくりましょう。
私はコーヒーが好きなので動ける日はスタバに行っていました。
おもにカフェインレスのコーヒーを飲んでいましたが、私は普通のコーヒーも週に1、2回は飲んでいました。
ハーブティは妊娠中に摂取しないほうがいいものもあるので注意が必要です。
こちらのハーブティはお産をスムーズにすることが期待されているので、妊娠後期に飲む方も多いですよ。
ヨガをする
散歩ができない日はヨガをしていました。
youtubeで妊婦さんでもできるヨガを紹介している動画がたくさんあるので、そちらを2つくらいしていました。
もともと運動が好きではないので、からだを動かすというよりは呼吸を大事にするのと集中するためにしていました。
妊娠中はお腹が圧迫されて、呼吸が浅くなってしまうのでおすすめです。
まとめ
つわりにはさまざまな種類があり、症状やつらさには個人差があります。
まったくつわりがない人もいますし、なかなかつらさが理解されにくいです。
ですが、大事なあかちゃんをお腹のなかで育てているので、絶対に無理はしないでやすんでください。
あかちゃんとお母さんを守れるのは自分自身です。
少しでも食べられるものをみつけて、すこし落ち着いたときにはリラックスや気分転換できることをしてつらいつわりの時期を乗り越えましょう。