赤ちゃんがなかなか寝てくれなくて苦労するパパママさん、たくさんいると思います。
私も「ねんね問題」に相当悩まされてきました。
どうしたら寝てくれるんだろうと模索する日々。
そこで、ネントレをしてみることにしました。
なかなか寝てくれなくて赤ちゃんと一緒に泣いていた日が一変し、抱っこしなくても寝てくれるようになりました。
実際に私が参考にした本と試したことを紹介いたします。
こんな方におすすめ
- 赤ちゃんがなかなか寝てくれない
- 抱っこで寝かしつけするのがつらい
- 寝ない赤ちゃんにイライラしてしまう
- 赤ちゃんが寝てくれる方法を探している
目次
寝ない赤ちゃん(ネントレをはじめるきっかけ)
背中スイッチ発動(生後2ヶ月ごろ)
生後2ヶ月になるころから、ベビーベッドやマットの上に置くと起きてしまうようになりました。
おしりを先におろして、ゆっくり背中・頭にかけておろしていき手はすぐに離さないように慎重に…と最後に腕を引き抜いた瞬間に目がバチッと開き、母固まる。
無事に着地に成功して、やった!勝った!自分時間だ!なんて思っていたらぎゃぴーと声が聞こえてきて落胆しちゃったりもしました。
寝てくれない赤ちゃん
授乳・おむつ替え・寝るの繰り返しで目まぐるしく過ぎていった新生児期。
そんな1ヶ月はあっという間に終わり、気づいたら「あれ?もう次のミルクの時間。結局寝なかった」なんてこともありました。
赤ちゃんっていっぱい寝るんじゃないの?どうしたら寝てくれるの?
抱っこしてゆらゆらしてみたり、家の中を延々とぐるぐるしてみたり、ボックス踏んでみたり。
低月齢で、体重が軽いうちはつらいなと思いつつもなんとかなったんです。
成長するにつれ、からだが大きくなり泣き声や抵抗する力も強くなり、私のからだが悲鳴をあげました。
抱っこできないくらいに腰痛が悪化して、このままだと睡眠時だけじゃなく少しも抱っこできなくなってしまうのではと思うほど。
そして、まだ上手に眠ることのできない赤ちゃんにイライラしてしまう。
そんな自分が嫌になり、赤ちゃん寝ない・赤ちゃん寝かしつけなど検索する日々。
精神的にも肉体的にも限界に近かったです。
そんな中、ある本を読んでついにネントレをしてみることにしました。
参考にしたネントレ本
ねんねに悩んでいるママさんを主人公にしたマンガが描かれており、とても読みやすい内容でした。
今まで、SNSなどでネントレを目にしたことがありなんとなくは知っていましたが、いまいち試す気になれませんでした。
ですが、この本を読んでからネントレをしてみようと思うようになり、生後4ヶ月ごろにネントレを開始しました。
寝ない赤ちゃんにやった3つのこと
ここからは、私が実際に試して効果があったことを紹介していきます。
本を参考にはしましたが、本に書かれている内容をすべて同じようにしたものではなく、SNS検索などでこれよさそうだなと思うものを合わせて行っています。
生後2ヶ月ころのようす
01:35 起きる (3時間35分) 01:40 おしっこ 01:40 母乳 左20分
02:00 ミルク 120ml 02:35 寝る
04:45 起きる (2時間10分)
05:00 おしっこ 05:15 ミルク 120ml
06:45 寝る
08:30 起きる (1時間45分) 08:35 おしっこ 08:50 母乳 左15分
09:00 ミルク 100ml 09:45 寝る
10:00 起きる (0時間15分) 10:10 おしっこ 10:45 さんぽ
11:20 母乳 左15分 11:50 母乳 右10分
12:00 おしっこ 12:15 ミルク 120ml 12:50 おしっこうんち
13:30 ミルク 40ml 13:40 寝る 13:55 起きる (0時間15分)
14:25 寝る
16:40 起きる (2時間15分) 16:50 おしっこ 16:55 母乳 左10分
17:05 ミルク 120ml 17:50 寝る
18:55 起きる (1時間5分)
19:20 寝る 19:55 起きる (0時間35分)
20:00 お風呂 20:20 母乳 右10分 20:30 ミルク 120ml
22:20 母乳 左9分 22:55 おしっこ
23:10 寝る
アプリで記録しているのですが、生後2ヶ月ごろのものからしかありません。
それ以前は記録することができないくらい寝なくて、携帯もさわれないほどでした。
結構寝てるように思われるかもしれませんが、寝かしつけにかなり時間がかかっており、トータル睡眠時間は10時間45分と少なめです。
だいたいこの時期の赤ちゃんは14時間くらい寝るとされていますし、だいぶ少ないですよね。
この頃はまだ抱っこで寝かしていて、ベッドに置いても寝ないので抱っこしたまま寝かすこともありました。
夜寝るまでの流れをルーティン化する
まずは、夜のねんねからネントレをはじめました。
寝るまでの流れを毎日同じにして、「ねんねの時間なんだな」と赤ちゃんに覚えてもらうためです。
我が家はこのような流れにしました。
お風呂に入る→リビングを薄暗くする→赤ちゃん保湿・着替え→寝る前ミルク→寝室移動
時間はだいたい18時半過ぎにお風呂に入れて、19時過ぎに寝室に入るようにしています。
時間の前後は多少ありますが、2023年6月現在9ヶ月のこどもは今もこの流れです。
リビングを薄暗くして、ミルクを飲んで寝室移動というのがだいぶ効果があり、1週間くらいでもうねんねなんだなと理解したように思います。
ベッドに置いて部屋を薄暗くして見守る
ルーティンを終えて、ベッドに置いたら見守ります。
部屋を出ていくネントレの方法もありますが、私にはそれがどうしてもできなくて、寝るまではずっと一緒にベッドにいます。
最初の方は泣いたりもありましたが、ルーティンに慣れてきたころにはベッドに置いてもなかなくなり、自分で指しゃぶりをしてねんねの体制にはいっていました。
だんだん寝るまでの時間が早くなっていき、活動時間に合わせてねんねまでの流れが上手くいったときは5分かからない日もありました。
私の場合は泣いたら抱っこします。
集合住宅なので、そこはあきらめて抱っこしていました。
スリーパーを着せる
夜寝る前のルーティンにスリーパーを着せることも必ずしていました。
赤ちゃんに掛布団は必要ないとされているので、その代わりで着せていましたが、これがお昼寝にすごく役にたちました。
この3つで夜のねんねは抱っこで寝かすことなく、スムーズに寝てくれるようになりました。
私が寝るまではベビーモニターで見守りつつ、自分の時間も楽しめるようになりました。
寝ない赤ちゃんがお昼寝するようになった3つのこと
夜のねんねができてきたころ、一時お昼寝もセルフねんねできていました。
ところが、ある時からまったく寝なくなりました。
すでに抱っこで寝かすということをしなくなっており、抱っこしても寝るどころか嫌がる。
そこで、お昼寝もネントレすることにしました。
お昼寝も寝室へ連れていく
それまではお昼寝はリビングでしていました。
寝ている間は電気を消していましたが、カーテンは開いているので部屋のなかは明るい状態。
「ねんね」を定着させるためにも、寝室でのお昼寝に切り替えました。
カーテンの隙間から光が入ってしまうので、タオルで隙間をうめました。
遮光カーテンにして、隙間を完全に埋めて真っ暗にするのがいいようですが、そこまではせず、できるかぎりは暗くしました。
数日は寝るのに時間がかかりましたが、慣れてくると夜のねんねと同じように抱っこしないで自分で寝るようになりました。
といっても、お昼寝30分現象がありすぐに起きてしまいましたが、寝かしつけが早くなり少しでも寝てくれるようになったのはありがたかったです。
お昼寝もスリーパーを着せる
お昼寝はスリーパーを着せていなかったのですが、ねんねだよということを覚えてもらうためにスリーパーを着せることにしました。
これは、うちの子にはかなり効果があって着せてないときは眠りが浅くなかなか寝付けなかったのですが、スリーパーを着せたらすぐに寝てくれたことが何度かありました。
夜のねんねの時にいつも着ているので「これはねんねの時に着るものだ」ってわかってくれたのかもしれませんね。
2重・4重・6重ガーゼと季節に合わせて選べて、とてもかわいいです。また、両肩ボタンなので脱ぎ着させやすくオススメです。
活動時間に気を付ける
朝・昼・夕寝は活動時間を気にしてねんねするようにしました。
それまでは、あくびをしたり、目をこすったりぐずりだしたら寝かしつけしていましたが、それでは遅かったみたいです。
目安の時間なので、お子さんによっても違うと思います。
うちの子は少し活動限界が短いようで、2時間~3時間のことが多いです。
ですが、この活動時間を意識することで予定が組みやすくなりました。
活動時間の限界がくると、疲れすぎて寝れなかったり、夜泣きしてしまったりした時もありました。
最近のねんね事情
生後9ヶ月一日のようす
03:35 ミルク 100ml
06:30 起きる (7時間15分) 06:50 おしっこ
07:15 離乳食 07:15 のみもの 30ml 麦茶
08:00 ミルク 150ml 08:10 寝る
09:40 起きる (1時間30分)
11:55 おしっこ
12:00 ミルク 170ml 12:28 寝る
13:48 起きる (1時間20分)
14:00 おしっこ
15:00 おしっこうんち
16:00 離乳食 16:00 のみもの 50ml 麦茶
16:52 寝る
17:30 起きる (0時間38分) 17:40 おしっこ
19:10 おしっこ 19:10 お風呂 19:20 ミルク 150ml
21:35 おしっこ
21:48 寝る
23:05 ミルク 150ml
成長とともに睡眠時間も変化するので、あまり参考にはならないかもしれませんが、今はだいたい朝寝が40分~1時間半、お昼寝が30分~2時間、夕寝が30分くらいのことが多いです。
朝・昼・夕寝30分を5回寝かしつけしてた時もあったので、だいぶ楽になっています。
寝かしつけ番外編
この記事にたどり着いてくださった方は、おそらく赤ちゃんが寝てくれなくてなんとかならないかなと思っているかただと思います。
少しでも解決策になればと思い、うちの子が寝ていた方法をほかにも紹介します。
手動バウンサー
うちはメリーやバウンサーは購入していませんでした。
寝てくれなくて悩みだしたころは、購入するにはもう遅かったです。
SNSでバウンサーでよく寝てくれるというのを目にして、夫に購入するか相談したのですが結局辞めました。
我が家では、夜の寝かしつけは夫がいる日は夫が担当します。
寝かしつけだいぶ早くなったな~と思って聞いてみたら、手動でゆらゆらしていたようです。
夫曰く「自分をバウンサーだとおもってゆらゆらしている」とのこと。
赤ちゃんを激しく揺さぶるのは危険ですので、ご注意くださいね
なんだそれと思いましたが、よく寝てくれていました。
ですが、夫も手動バウンサーが辛かったようで、私が寝かしつけをする日に少しずつやっていたネントレを夫にも伝え、手動バウンサー終了となりました。
ドライブする
これは最終手段で使ってました。特にお昼過ぎ~夕方がまったく寝てくれなくて、私がイライラしてしまうことが多かった時に気分転換にドライブしようとチャイルドシートに乗せたら少しして寝てくれました。
チャイルドシート嫌いな子もいるのですべての子に通用するわけではないですよね。
うちの子も一時期嫌がる時期がありました。
最初は泣いていても疲れて寝てしまうこともあり、少しかわいそうですが私も運転することで気持ちが落ち着いたのでよかったです。
車に乗せて寝かすなんていいのかな?と悩んでいたので、市の乳児健康相談の時に聞いてみました。
それで寝てくれるならいいのでは。と言っていただけたので、今でもたまに寝てもらうのと自分の気分転換にドライブしています。
あきらめる
寝ないときは寝ないのです。寝かしつけにに1時間、2時間とかけて30分で起きる、そんなことがたくさんありました。
なかなか寝てくれなくて泣けてくる、そんな自分に疲れてしまいます。
一生寝ないなんてありえないからいつかは寝ます。
好きなように遊ばせる、泣いてあやすのに疲れてしまったら、赤ちゃんを安全な場所に移動させて少し離れて見守る、コーヒーや紅茶を飲んでお菓子を食べて一息つく。
お母さんは24時間、自分が寝ているときだって赤ちゃんを気にしていますよ。
そのうちのたった数分、休憩したって大丈夫です。
まとめ
なかなか寝てくれなかった赤ちゃんにネントレをしてみました。
私がしたネントレは、かなりゆるめのものですが「ねんね」を覚えてもらうのが大切だと感じました。
寝る前のルーティンは、お子さんとママにあったものにしてください。
スキンシップしたり、絵本を読んであげるのもいいかと思います。
うちの子に効果があった方法をご紹介しましたが、お子さんにあったねんねの仕方がきっとあるはずなので、いろいろ試してみてくださいね。
この記事が参考になれば嬉しいです。
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